
ヤンセン
ファーマ株式会社は、1978年設立の中枢神経系領域、がん領域、真菌・感染症領域、鎮痛・麻酔領域の4つに重点を置く医療用医薬品メーカー。2002年に世界最大級のトータル・ヘルスケア・カンパニーであるジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の100%出資企業となり、著しい成長発展が業界で注目されている。また、在職者の平均年齢も34歳と若く活気に満ちていることも、成長企業の大きな特徴だ。
「J&Jには、経営理念『我が信条(Our Credo)』があり、世界中のJ&Jグループで共有しています。このOur Credoは、企業活動を通じて顧客・従業員・地域社会、そして株主への責任を果たしていくことを誓ったもので、これを規範に、私たちヤンセン ファーマ独自に、すべての社員が共有すべき「志と経営の基本指針(ビジョンステートメント)」を示した『Our Challenge 2005』を作成しました。このビジョンや信条を遂行し実現することが、私たちが思う理想の社会になるのではないかと考えます」と語るのは、人事本部人材開発部採用グループの栗山和久さん。

- 栗山 和久さん
Our Challenge 2005は、ヤンセン ファーマが「こうありたい」と思う自社の将来像と、目指す「より良い会社」の姿を表したもので、そのためには「どのように行動(挑戦)したらよいか」をそれぞれ「4つの挑戦」として具体的に示しているもの。
一つ目の挑戦として、「良き企業風土」が挙げられ、会社における立場に関係なく、風通しのよい環境で自由闊達に真剣に議論し、知恵を出し合うこととある。二つ目の挑戦は、「良き企業風土」の上に、明確なリーダシップのもと戦略・プロセス・人材を整備して「優れた組織力」を築くことにあるとしている。
栗山さんが「具体的に行なっていることを挙げるなら、他社と比べて階級が少ないのでピラミッド的ではなく、フラットな組織運営と言えると思います。また、役職名を付けず『○○さん』と呼んでいます。社長も『関口さん』と社員から呼ばれることが、フツーです」と、「良き企業風土」への実践例を紹介してくださった。

- 渡會あかねさん
また、同グループの渡會あかねさんは、「日本の企業と外資系企業の“いいところ”を併せた企業風土が根づいていると思います」という。
国内企業では「どう取り組んだか」を重視する傾向にあり、結果が出なくても 「頑張った。または頑張ってきた」ということで評価されることもある。しかし、その一方で、成果が出ないことにより収益が損なわれたにもかかわらず、「なぜ彼だけが評価されるのか」という不信にもつながり、チームワークの乱れも懸念される。
逆に、外資系企業では成果や結果を求められがちで、ビジネスライクに徹している印象があり、案件に対する取組みや経過の努力があまり報われなかったり、他者との関係性などが軽視されがちだったりする。
「もちろん、結果や成果は重要なことですが、私たちヤンセン ファーマは、仮にビジネスとして成果があがらなかった場合でも、『アプローチや取組み方はどうだったのか』などプロセスも評価の対象のひとつとして捉えています。」と渡會さん。
最後に、「どういう人」を求めているか尋ねたところ、「『やってみたい』と思ったことを思いっきりできる会社ですから、体のことを知りたい、薬のことをよく知りたい、社会貢献に関わりたいなど『やりたいこと』を持った方を求めていますし、そういう方がヤンセン
ファーマの業務を通じて成長できるのではないでしょうか」と締めくくってくれた。












